神様、私をよりよい親にしてください。
私の見果てぬ夢を子どもに負わせることなく、
子ども自身が人生を選ぶことを助けるものにしてください。
道草や回り道にもいらいらせず、
子どもの長い人生からこれを見守る賢さをお与え下さい。
のろさやぐずさに八つ当たりして、
子どものやる気をそぐことがありませんように。
誰にでもある失敗にほほえむ余裕を、
否には否をもって当たり得る者としてください。
叱る時には、優しい声と温かい心をお授け下さい。
そうすればきっと、叱られた訳に聞き入り、
人生の秩序と決まりを生涯の友とするでしょう。
くどくしつこい言葉や黙って無視することから
私をお助け下さい。
そして、まっすぐに頼ってくるまなざしを
理解と和らぎにおいて受け止めることが出来ますように。
どうか、私の声と怒りを静めてください。
そうすれば生きる喜びまで曇らすような
親子喧嘩はなくなるでしょう。
私の子どもが私を見て、大人になることをためらうことの
ないように私に内なる輝きをお備え下さい。
あるがままの彼らを受け入れ、
そのままで喜ぶものにしてください。
そうすれば、きっと安心して生きていい事を知るからです。
どうか、確かさと優しさにおいて、子ども達を育ませてください。
いつの日か、彼らもまた、そのように隣人を
受け入れることを得るからです。
そして神様、その時がきたら、彼らが望んだ人生を
行かせる勇気をわたしにお与え下さい。
その日には、育んできた者達が、胸をはって自らの信じる道を
確かな足どりで巣立っていくのをみることができるでしょう。
自信と優しさと、そして良心を心の友としながら。
出典:http://cocokiti.i-cis.com/sub20.htm
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